浴衣姿になったら、浴衣のマナーをしっかり勉強しましょう。
何かと動くのに大変な浴衣ですが、マナーがあります。
まず座るときと立ち上がる時ですが、片足を少し引き、片足ずつ畳みにつけ正座します。
椅子の場合は帯をつぶさないよう、背筋を伸ばして背もたれには体を預けないようにします。
トイレに行く場合もマナーがあります。
浴衣の裾を帯の上まで持ち上げ、両端を帯に挟みます。
こうすることで浴衣の裾が汚れることがありません。
また歩き方ですが、歩幅は小さめがマスト。
内股気味に歩くと美しく見えます。
しかし内股気味に歩くと美しく見えるというのは浴衣姿や着物姿の場合だけです。
普段からこの歩き方をしていると歩き癖の悪い人になってしまうので注意が必要です。
着崩れてしまった場合は、早めの対策が必要です。
脇に開いている穴に手を入れて丈の調節をします。
着崩れは大きく崩れると直すのも大変ですので、出来るだけこまめにチェックを入れると良いでしょう。
さらに手を伸ばす際は袖をもう片方の手で押さえる、など、浴衣には様々なマナーがあります。
これら全てを覚えるのは大変ですが、しぐさ一つ一つで美しく見栄えする浴衣姿を演出出来ます。
出来れば浴衣を着る前にマナーは覚えておきたいものですね。